脂質膜を安定化するために、トコフェルソラン(TPGS、トコフェロールポリエチレングリコール1000コハク酸エステル)を使用しています。トコフェルソランは、合成したビタミンEの水溶性バージョンで、両親媒性(つまり水溶性の部分と脂溶性の部分の両方を合わせ持つ)のため、乳化剤として有能です。誤解のないように申し添えますが、ポリエチレングリコールは不凍液に使われるエチレングリコールとは別物です。また、プラスチックでもありません。


トコフェルソランには、何十年もの間、人間や動物に問題なく使用されてきた実績や毒性学の研究報告に基づいた安全記録があります。人間における研究の中には、消化吸収不良(胆汁うっ滞)の小児に2年間以上、当社のナノ強化ヘンプオイルより40~50倍高い濃度で投与しても有害事象が発現しなかったケースも報告されています。この安全性レベルを達成するためには、一般的なポリソルベート類の長期的な投与の安全性を疑わしいものにする汚染物質を避けなくてはならず、そのためには最高級レベルの成分が必要でした。原料の品質の高さにこだわると、トコフェルソランは、ポリソルベート類など一般的に使用される乳化剤より10倍もコストがかかるものになります。それは、米国の環境保護団体EWGが添加物としては一番安全であると評価を与えたほどクリーンなものです。輸送、保管、取り扱いも安全です。トコフェルソランは、ビタミンEサプリメントとして経口で摂取される場合、アメリカ食品医薬品局の食品添加物安全性評価において「GRAS」(Generally Recognized As Safe=一般に安全と認められる)にあたります。